2011/11/19

GIMPで画像からPNGアイコンを作成

「嫁でホームを埋めたい埋め尽くしたい」と思ったので。
丸3日かけてこの出来はちょっとアレですが・・・。とりあえず手順を書いておきます。

フォトショでもあればよかったんですが、あいにくそんな高価なツールは持っていないのでGIMPでやりました。今回は私が知りうる中で最も理想的なゆうかりんであろうモックさんの絵を使わせて頂きました。モックさんありがとうございます。

まずは画像をトリミングします。JTrimを使います。上下、または左右に平行移動したいときは[座標1]の値を変えていきます。

トリミングが終わったらGIMPの作業に移ります。なお、GIMPの左右のウィンドウ(ドック)が閉じてしまった場合は [ ウィンドウ > 最近閉じたドック ] から復元できます。

GIMPで画像を開きます。影を付ける場合は予め作っておきます。影の作り方はこちらのサイトを参考にしました。影単体を保存してくと後々楽です。

[ 拡大 ] 見やすいように200%に拡大します。

[ 色 > 色相-彩度 :彩度を40に設定 ] 少し彩度をあげます。これはお好みで。

[ ツールボックス > ファジー選択 :しきい値を“110”に指定 ] 余白を透明化します。ファジー選択を使います。


画像ではわかりにくいですが、ピンクの枠の周りから画像全体のフチまでが選択されています。


[ 色 > 色を透明度に ] プレビューが表示されるので問題がなければOKを押します。すると右の画像のように白かった部分か透明になっています。

[ レイヤーを複製 ] 光沢をつけるために今あるレイヤーを複製します。

[ 選択 > 選択範囲を反転 ] これで先程のファジー選択とは逆の範囲を選択できます。

[ ツールボックス > ブレンド ]
色:白
不透明度:お好みで
グラデーション:背景色から透明
形状:線形


左上から対角に引っ張ります。すると右の画像のように全体的に白っぽくなります。

[ ツールボックス > 楕円選択 ]

左下から右上に、はみ出してもいいのでグイッと選択。
[ 編集 > 切り取り ] これで右画像のようになります。左下隅がちょっと残ってしまったのでそれも切り取っておきます。切り取り方は楕円でも半円でも上から下に向かってでもいいです。割と適当でも何とかなるかも。
これで光沢は出来上がりです。


[ レイヤーの不透明度 ] ちょっと明るすぎると感じたら不透明度を下げます。

[ PNGで保存 ] ファイルタイプから選択でも可能ですが、拡張子を手打ちしたほうが早いです。

[ 可視レイヤーの結合 ] 画像のとおりです。

[ エクスポート ] 圧縮レベルはお好みで。0だと無圧縮なので綺麗ですが、ファイルサイズが大きいです(あとで最適化するので多少大きくても構いませんが)。GIMPでの作業はこれで終わりです。

この時点でのサイズは
  • 35枚
  • 240*240
  • 合計7.7MB
7MB超は少し大きすぎます。画面解像度にもよりますが、私のケータイは800*480なのでアイコンは128*128もあれば十分でしょう。リサイズと最適化をします。

リサイズにはRalphaを使いました。複数のPNGファイルをまとめて縮小でき、透明部分も維持できます。PNGの最適化にはRalphaでpngoutを使ってもいいですが、私はPNGGauntletを使いました。最終的には、
  • 35枚
  • 128*128
  • 合計1.3MB
になりました。合計で6MB以上小さくなっています。

これでアイコン作成は終わりです。私はDVRを使ってホームに設置しました。トップ画は35個並べていますが、流石に実用的とは言い難いです。実際に使うなら以下のようになるでしょう。
Zeamがドックアイコン変更に対応したら最高なんですけどね。EVOデフォルトのロック画面だと顔に被ってしまうのでMagicLockerでロック画面を変えています。


余談:

本当はフチを消そうと思ったんですが、それに2日も掛かったうえに微妙な出来だったのでやめました。フチ付きアイコンは実質半日も掛かってません。フォトショならもっと簡単にできると思います。

余白が狭かったせいか影の付き方が微妙な気がする。また作りなおすか・・・。

2011/11/17

ISW11HTでMetamorphはマズい


Metamorphでframework-res.apkにテーマを適用し、再起動したんですが、htcのロゴ画面から一向に進まなくなりました。バッテリーを外して再起動してみてもダメ。仕方ないのでバックアップしておいたROMからリカバリしました。

方法は相変わらずまとめwikiの「システム全体のバックアップ/リストア」に載っています。偉大なる先人に感謝です。これがなかったら完全に詰んでました。

Metamorphでステータスバーを変えようと思ったんですが、もう少しで本体を替えることになりそうでした。洒落になりませんよ。

2011/11/09

Link2SD (ver1.9.6)


※これは旧バージョンの投稿です。新バージョン(2.2.3.)の投稿はこちらです。



Link2SD - Android マーケット

アプリのシンボリックリンク作成、凍結、アンインストール、再インストール、クイックリブートなどが可能。



  • バージョン:1.9.6
  • 権限:ストレージ
  • 備考:root化、Superuser必要

SDに第2パーティションがないと起動の度に文句を言われるので予め作っておきます。なくても凍結などの機能は一応使えます。

第2パーティションはSDの後方に作成します。パーティションエディタはお好みで。当方では1GB、ext3、primaryで作成しました。ゲームアプリなど容量の大きなアプリをモリモリ入れる場合は大きめに作っておきましょう。




起動するとアプリの一覧が表示されます。アプリの状態(凍結、SDにリンクなど)も一目で確認できます。

左の画像ではAdobe Readerが凍結していますが、凍結したアプリは当然起動しなくなり、ドロワーにも表示されなくなります。

凍結はシステムアプリなども可能ですが、一歩間違えれば起動できなくなるなどの危険性もあるので慎重に行なってください。

この投稿ではシンボリックリンクの作成などを紹介しますが、シンボリックリンクが何なのかを理解した上で行ってください。何か問題が発生しても私は責任を取りません。



アプリを長押しするとメニューが表示されます。

見ての通りですが、補足しておくと、

[ リンクを作成する ]
シンボリックリンクを作成します。ほぼ全てのユーザーアプリで作成可能です。

[ SDカードに移す ]
Android2.2以降ではアプリをSDに移動できます。SDへの移動に対応したアプリのみを移動できます。

「リンクを作成する」を押すと確認画面になります。基本的にはデフォルトのままOKを押していいでしょう。



先ほどの画面に戻ります。

メニューキーを押すとメニューが表示されます。

フィルタはアプリの絞り込みができます。リンク済みや凍結などで絞込みできます。


一つ一つ手動でリンクを作成するのは面倒なので、複数選択で一気に作成した方が楽です。しかし、日本語では複数選択にバグがあるので言語を英語にします。

設定の「英語を使う」にチェックを入れます。

システムアプリはリンクを作成できないので、FilterからUserに絞り込み、Multi-selectを押します。



Multi-selectではチェックしたアプリを一括して操作できます。ウィジェットやホームアプリなど、常駐するアプリはリンクを作成するとエラーになる場合があるので、それら以外にチェックを入れます。

凍結したアプリもそのままリンクを作成できます。

※リンクを作成後、再起動して問題がなければOKです。おそらくウィジェットなどは再起動すると読み込みエラーになります。


簡単な英語ですし、基本的には日本語と同じ並びなので迷うことはないと思います。

Create linkでシンボリックリンクを作成できます。



メニューからストレージ情報を見てみましょう。左が作成前、右が作成後です。

内蔵メモリの空きが15%も増えています。

内蔵メモリが少ないモデルでは重宝するアプリだと思います。root化こそ必要ですが、その効果は大きいです。



凍結の補足。凍結したアプリは共有メニューにも表示されなくなります。

これは画像の共有メニューですが、左が凍結前、右が凍結後です。

凍結前はスクロールしないと見えなかった自動壁紙せっちゃんが、凍結後は最初から見えます。

ちなみにPicasaは「マイアップロード」を凍結すると表示されなくなります。




メニューの「その他」からはアプリの検索やクリックリブートなどが可能です。

SDのフォーマットを間違えた場合は「マウントスクリプトを再作成」を選択しましょう。

今のところLink2SDは無料で、しかも広告が表示されません。権限の不安もないので、個人的には非常に有用性の高いアプリです。