2012/03/14

EVOを最新バージョンにアプデしようとしたが失敗した

そろそろ最新バージョンにでもアップデートするかあ、と思ってやってみましたが失敗しました。途中でRUUを使わざるを得ないことに気づき、手間を考えた結果、現状維持(アプデ無視)になりました。

参考にしたサイト - 2011/12/20 アップデート 適応 | Android Hacking

SDKの辺りでちょっとつまづいたので具体的に書いておきます。
なお、以下はWindows7(64bit)での場合です。

アップデート手順
  1. Android SDKのインストール
  2. EVOの変更(リカバリ領域)を元に戻す
  3. アップデート(root消される)
  4. カスタムリカバリの導入
  5. root化


1. Android SDKのインストール

こちらからAndroid SDKをダウンロードします。SDKのインストーラーが自動的にJavaの有無を確認します。Javaが無い場合はJavaをインストールしてからSDKのインストールを行ってください。
SDKをインストールしたら必要なパッケージなどをダウンロードします。

コントロールパネル > システム > システムの詳細設定 > 環境変数 へと進み、
ユーザー環境変数に新規で以下を追加します。
  • 変数名:   path
  • 変数値:   C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools


2. EVOの変更を元に戻す

システム領域/アプリの改変、削除などを行なっている場合、元に戻さないとアップデートを適用できません。これはTitanium Backupなどで復元できると思います。

リカバリー領域も元に戻します。

電源ボタン長押し > 再起動
電源が切れたらボリュームアップキーを押し続ける > hboot起動
そのままUSBでPCと繋ぐ

PCでリカバリーファイルをこちらからダウンロードし解凍。コマンドプロンプトを開き、リカバリーファイルのあるフォルダに移動して以下のコマンドを実行します。
  • fastboot flash recovery org_recovery.img
成功したらEVOでREBOOTを選択し再起動します。


3. アップデート適用

設定 > この携帯電話について > システムソフトウェアの更新   から更新します。

しかし私のEVOではこのアップデート時にエラーが出ました。最終的に当環境ではRUUを使わざるを得なくなり、アップデートをやめることにしました。以下はアップデートに成功した場合です。


4. カスタムリカバリ(CWM)の導入

hbootで起動しUSBと繋ぎ、以下のコマンドを実行
  • fastboot flash recovery custom_recovery.img
成功したらBOOTLOADERを選び、リカバリー(CWM)へ移動します。


5. root化

CWMを起動し、
mounts and storage > mounts and storage > mount /system > Go Back

コマンドプロンプトで以下を順に実行
  • adb shell chown root.root /system/bin/su
  • adb shell chmod 6755 /system/bin/su
  • adb shell chmod 644 /system/app/Superuser.apk

以上で終わりです。EVOを再起動すればアップデート適用&root化できているはずです。



余談

3.で発生したエラーはシステムファイルへの変更を戻せなかった(バックアップが無かった)ためであり、ちゃんとバックアップを取っていれば回避できたと思います。

RUUで初期化すればアップデートを適用できるようになるはずですが、今の環境を再構築するのが面倒くさすぎるのでやめました。

グダグダですいません。

1 件のコメント:

  1. アップありがとうございます!!
    元ネタのサイトが閉鎖されていたので助かります(笑)

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