2012/03/23

auスマートパスは本当にお得なのか?

auスマートパス(http://pass.auone.jp/)
  • 月額390円でauが厳選した500本以上のアプリが取り放題
  • au Cloud(10GBのオンラインストレージ)も利用可能

悪くはないと思うんですが3つほど注意事項が。

1. 端末の空き容量

私が使っているEVOは内蔵メモリが512MBしかなく、実際に利用できるのはその半分くらいです。取り放題でも入れる器がなければ意味がありません。


2. ランニングコスト

月額390円ということは1年で4680円、2年で9360円掛かります。そんなにアプリをダウンロードするでしょうか?もちろんATOKみたいにボッタクリな少しお高いアプリをたくさん買うような人であれば得かもしれません。


3. auスマートパスを解約したら、ダウンロードしたアプリは全て自動的に消去される

もし他社への乗り換えを考えているならこれは大きなデメリットです。数千円かけてダウンロードしたアプリやデータが全て消去されてしまうんですから。それならキャリアを問わず使えるサービスからダウンロードしたほうがいいです。


結局のところ、お得かどうかは使っている端末や使いたいアプリに依るので一概には言えません。
が、私は有料アプリをそれほどダウンロードしないほうなのであんまりお得感はないです。


補足 : auのこちらのページには以下の注釈があります。
※機種によりご利用になれるアプリは異なります。
※アプリのダウンロードを行う場合、アプリサイズの5倍の本体空き容量が必要となります。
※ダウンロードしたアプリ(一部のアプリ除く)は、サービス解約後は自動的に消去されご利用いただけません。
※auスマートパスご加入以前からご利用の一部アプリは、ご加入後に月額課金(継続課金)の引継ぎ、解約が必要な場合があります。
※各アプリは予告なく終了する場合または内容が変更になる場合があります。
※一部アプリ(楽曲など)は、別途有料となる場合があります。
※スマートフォンは、アプリケーション等によってお客さまが操作していない場合でも通信を行なうことがあります。
※ISフラットへの加入を推奨します。
※アプリケーションの動作内容等は保証しておりません。KDDIでは責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
auが厳選したのに動作内容は保証しないんですね。端末によって予期せぬ動作をするアプリもありますから仕方ないといえば仕方ないですが。なお、赤字で書いた部分はauスマートパス利用規約にも明記されてます。


2012/03/15

ISW11HTをRUUで初期化

参照:HTC EVO WiMAX ISW11HT root化 カスタムROM導入@ウィキ - ファームウェア更新履歴

使用したRUUは、
RUU_SuperSonic_K_KDDI_JP_1.05.970.1_Radio_2.15.00.03.04_NV_2.11_release_176711_signed.exe
これにより初期出荷状態に戻ります

RUUを使うと電話番号とS-OFFを除き、全てが初期化されます。Superuserもカスタムリカバリもインストールしたアプリも全て消え、システムアプリは全て初期化されます。

RUUの使用方法はサイトによって説明が異なるみたいですが、当方では以下の状態で行いました。
  • EVOはS-OFF済み
  • Windows7(64bit)で互換モードは無し
  • HTC Syncインストール済み
  • Revolutionary S-OFF & Recovery toolにある“HTC fastboot drivers”インストール済み
  • Android SDKインストール済み
  • RUU使用時はセキュリティソフト停止
EVOはfastboot(起動時にボリュームアップキー押し続ける)でPCに繋いで、そのままRUUを起動し、RUUの指示に従う。作業は10分も掛からない。


以下はRUU適用後のアップデート情報など。各アップデートの詳細はauのアップデート情報を参照。S-OFF済みの場合は六回目のアップデート適用後でもRoot化可能。

RUU適用後
  • Android:2.2.1
  • ベースバンド:2.15.00.03.04
  • ソフトウェア番号:1.05.970.1

2011/6/7 一回目のアップデート
  • Android:2.2.1
  • ベースバンド:2.15.00.05.06
  • ソフトウェア番号:1.15.970.1
  • Cメール送信機能の追加

2011/9/22 二回目のアップデート
  • Android:2.3.4
  • ベースバンド:2.15.00.09.05
  • ソフトウェア番号:2.16.970.1
  • Eメール (@ezweb.ne.jp) への対応
  • au one Marketへの対応
  • 緊急地震速報への対応
  • Cメール送信方法の改善

2011/10/7 三回目のアップデート
  • Android:2.3.4
  • ベースバンド:2.15.00.09.05
  • ソフトウェア番号:2.16.970.2
  • アプリケーション等をインストールした際のセキュリティー強化

2011/12/20 四回目のアップデート
  • Android:2.3.4
  • ベースバンド:2.15.00.12.09
  • ソフトウェア番号:2.19.970.1
  • Twitter連携アプリの有効期限切れ対応
  • IQRDの削除、QXDM2SDの追加(公式未発表)

2012/3/13 五回目アップデート
  • Android:2.3.4
  • ベースバンド:2.15.00.02.13
  • ソフトウェア番号:2.26.970.1
  • インターネット接続や待受け中に、再起動する場合がある事象の改善
  • QXDM2SDの削除(公式未発表)

2012/9/27 六回目のアップデート
  • Android:2.3.4
  • ベースバンド:2.15.00.09.04
  • ソフトウェア番号:2.29.970.1
  • 災害・避難情報をCメールとして重複受信してしまう不具合の改善

補足
Eメール (@ezweb.ne.jp) アプリのアップデートはau one Marketから行うが、Superuserがあるとau one Marketは動作停止するためアップデートできない。
しかしSuperSUというSuperuser代替アプリを使うことで回避可能。

2012/03/14

EVOを最新バージョンにアプデしようとしたが失敗した

そろそろ最新バージョンにでもアップデートするかあ、と思ってやってみましたが失敗しました。途中でRUUを使わざるを得ないことに気づき、手間を考えた結果、現状維持(アプデ無視)になりました。

参考にしたサイト - 2011/12/20 アップデート 適応 | Android Hacking

SDKの辺りでちょっとつまづいたので具体的に書いておきます。
なお、以下はWindows7(64bit)での場合です。

アップデート手順
  1. Android SDKのインストール
  2. EVOの変更(リカバリ領域)を元に戻す
  3. アップデート(root消される)
  4. カスタムリカバリの導入
  5. root化


1. Android SDKのインストール

こちらからAndroid SDKをダウンロードします。SDKのインストーラーが自動的にJavaの有無を確認します。Javaが無い場合はJavaをインストールしてからSDKのインストールを行ってください。
SDKをインストールしたら必要なパッケージなどをダウンロードします。

コントロールパネル > システム > システムの詳細設定 > 環境変数 へと進み、
ユーザー環境変数に新規で以下を追加します。
  • 変数名:   path
  • 変数値:   C:\Program Files (x86)\Android\android-sdk\platform-tools


2. EVOの変更を元に戻す

システム領域/アプリの改変、削除などを行なっている場合、元に戻さないとアップデートを適用できません。これはTitanium Backupなどで復元できると思います。

リカバリー領域も元に戻します。

電源ボタン長押し > 再起動
電源が切れたらボリュームアップキーを押し続ける > hboot起動
そのままUSBでPCと繋ぐ

PCでリカバリーファイルをこちらからダウンロードし解凍。コマンドプロンプトを開き、リカバリーファイルのあるフォルダに移動して以下のコマンドを実行します。
  • fastboot flash recovery org_recovery.img
成功したらEVOでREBOOTを選択し再起動します。


3. アップデート適用

設定 > この携帯電話について > システムソフトウェアの更新   から更新します。

しかし私のEVOではこのアップデート時にエラーが出ました。最終的に当環境ではRUUを使わざるを得なくなり、アップデートをやめることにしました。以下はアップデートに成功した場合です。


4. カスタムリカバリ(CWM)の導入

hbootで起動しUSBと繋ぎ、以下のコマンドを実行
  • fastboot flash recovery custom_recovery.img
成功したらBOOTLOADERを選び、リカバリー(CWM)へ移動します。


5. root化

CWMを起動し、
mounts and storage > mounts and storage > mount /system > Go Back

コマンドプロンプトで以下を順に実行
  • adb shell chown root.root /system/bin/su
  • adb shell chmod 6755 /system/bin/su
  • adb shell chmod 644 /system/app/Superuser.apk

以上で終わりです。EVOを再起動すればアップデート適用&root化できているはずです。



余談

3.で発生したエラーはシステムファイルへの変更を戻せなかった(バックアップが無かった)ためであり、ちゃんとバックアップを取っていれば回避できたと思います。

RUUで初期化すればアップデートを適用できるようになるはずですが、今の環境を再構築するのが面倒くさすぎるのでやめました。

グダグダですいません。

2012/03/13

EVOの再起動病が解決するかも

EVOにアップデートが来てます。

HTC EVO WiMAX ISW11HT アップデート情報 - au

アプデ内容
  • ブラウザを利用してインターネット接続する際、または待受け中に、再起動する

いわゆる再起動病というやつの解決だと思われます。Android全般の問題だと思っていたんですが、このアプデで解決するのでしょうか?

私は再起動なんて滅多に起きないのでアプデする必要性を感じませんが・・・。